1905年アメリカのオハイオ州ランカスターでアイザック・J・コリンズらによってランカスター・カーボン・カンパニーを買収したことからHocking Glass(ホッキング・グラス)社としてスタートします。 その後、工場が大火事に合うと言う惨事や、大恐慌など混乱の時代などがありますが 合併等をへて1937年にAnchor Hocking Glass(アンカー・ホッキング・グラス)社と社名を変えます。 その後グラス製品だけではない製品扱う大規模カンパニーとなるため、 1969年に社名からグラスと言う文字を省略するようになり、 Anchor Hocking(アンカー・ホッキング)社となります。 有名なfire king(ファイヤーキング)は1941年~1976年に製造していた耐熱ガラスのブランド名です。 ファイヤーキングはオーブンにかけられる耐熱性、落としても割れない頑丈さ、 また価格自体も安価という事から愛されたアイテムです。 特にカラーバリエーションや形の多さも豊富と言うこともあり、 ダイナー・レストラン・カフェなど、さらには一般家庭・学校などでも使用されていたアイテムです。 シリーズにはJadeite(ジェダイ)・Turquoise Blue(ターコイズブルー)・Jane Ray(ジェーンレイ)・Restaurant Wear(レストランウェア)・Shell(シェル)・Swirl(スワール)・Charm(チャーム) などがあり、1976年に生産を終了していますが、 今なお人気のある商品として市場に出回っています。 当時は安価なものでしたがコレクターを中心に今では 高価なものは数万円もするものもあるなどと人気は衰えていません。 Anchor Hocking(アンカー ホッキング)社は今もなお現存する会社です。
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