1907年アメリカ・ニューヨーク生まれ。 アメリカ人の母とイタリア人の父を持つジラートは、イタリア、ロンドンで建築を学んだ後に、デザイナーの道を歩み始めます。 1932年ニューヨークに戻りインテリア・建築事務所を開設し、1950年からはチャールズ&レイ・イームズ、ジョージ・ネルソンなどで有名なハーマンミラー社で活動を開始します。 1952年、同ハーマンミラー社でテキスタイル部門の初代ディレクターに抜擢され、椅子やインテリアだけではなく、ニューヨーク近代美術館で展示、旅客機の外装や内装デザイン、ラウンジ、チケットなどの小物のデザインまでも手がけることで、モダンデザインを幅広く浸透させていきます。 ジラードは民族芸術に関心があり、特にWooden Dollsはその民族テイストが良く見れつつも、50’sを象徴するかのようなポップなテキスタイルは今もなお当時を彷彿させる形として受け継がれていると思います。
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